2015-06-03

梅雨を快適に楽しく過ごす


朝、起きたら雨音が…。
それももう舐めまわすというか、
大粒の雨が隙間なく地面を打ち付ける容赦のない音です。

大阪も今週中…遅くても来週初めには梅雨入りするという予報です。

ところで、
最近、待ち遠しいという気分になることが少なくなりました。
ちなみに年齢を重ねると、
月日の経つのを早く感じる原因のひとつが、
この待ち遠しいという楽しみが少くなるからだと聞いたことがあります。
お年寄りのなかに、
「もう死ぬのが待ち遠しい」
「早くお迎えが来てほしい」
…とおっしゃる方がいますけど、
そんな方のなかにも、
「朝、起きたと思ったら、もう夕方」
「きのう正月を迎えたような気がするのに、もうクリスマス」
…とこぼしている方は少なくないので、
やはり、お迎えが「待ち遠しい」というのは本音ではないかもしれませんね。
ただし、老人特有の症状(ボケともいう)で、
記憶がおかしくなっているだけという可能性もあるけれど…。

それはさておき、
僕も「待ち遠しい」ことは少なくなりましたが、
梅雨明けだけは、待ち遠しいです。
梅雨入り宣言の前から、
梅雨入りが待ち遠しくて、
去年の梅雨明け宣言があった日から、
翌年の梅雨明けが待ち遠しかったほどです。

なんで、
そんなに梅雨が嫌なのか…。
別に決定的に悪い思い出があって、
トラウマになっているわけでもないんです。
農作物が育つのにも欠かせないし、
空梅雨は水不足の原因にもなります。

まぁ、梅雨の間に最低2本の傘をなくす、
洗濯物が乾きにくい、
ジメジメして汗ばんで自分の加齢臭で気を失いそうになる、
…とか色々と理由はありますけど、
やはり、
抑圧感を覚えるせいじゃないですかね。

「夏っ!」っていうと、
解放的で開放感があって、
青い空の下で、
白い砂浜を思っきり駆けるみたいなイメージがあるじゃないですか。
カルピスのコマーシャルみたいで、
実際にそんなことをしたら、
熱中症になったり、
心臓がどうにかなりそうな年頃だけど。

そのスカーッとした夏の到来に、
通せんぼするのが「梅雨」なんで、
なんか赤信号が変わるのを待っている気分になるんでしょうか。

赤信号なら、
「みんなで渡れば怖くない」(byビートたけし)
かもしれないし、
安全を確認すれば、
フライングも可能です。

ところが、
梅雨はそうもいきませんもんね。
日本国民全員が「とにかく梅雨が明けたことにしようぜ」っていっても、
空はおかまいなし。
無視されてジトーっと梅雨は続きます。

でね、
考えたわけです。
梅雨が終わったら悲しい、
いかないで梅雨、
梅雨終わったの?早っ!
…みたいな気分になる方法はないもんでしょうか。

ひとつ思いつきました。
梅雨明けまでは、
雨が降った日だけ酒が飲めるっていうのはどうでしょう。
晴れたら飲めないんです。
で、梅雨明け宣言があったあと1週間禁酒しないといけない。
これなら雨雨ふれふれ、梅雨よ明けるなっていう気持ちになるんじゃないでしょうか。

でも守れそうにもないからやめました。
梅雨の晴れ間のビールは格別ですから。

じゃあ雨を楽しむのはどうか。
たとえば傘を持たない。
カバンにビニール袋だけ用意しておいて、
雨の日はもう服を脱いで、
海パン!
服はビニール袋に入れて、
悠々と雨をシャワーみたいにして歩く。

……すみません。
たぶん警察に通報されて捕まるか、
動画を撮影されてyoutubeで公開されて笑いものになるのがオチですね。

でも若い女性がビキニで街中を歩くのは可かもね。
梅雨限定で。
梅雨の街中用おしゃれ水着なんか発売してほしいです。
それなら梅雨は天国、眼の正月です。
誰かやってくれませんかね。

※写真は「Pixtabay」から

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