2016-01-06

「よりにて回帰現象」の理由。

最近、格助詞「より」「にて」をつかった文章を見かけることが多くなったと感じているのは僕だけでしょうか。

TVの広告でも「1日よりスタート」とか「梅田にて開催」といった表記が目立っている気がするのです。

新聞社の場合、「より」は「AよりBのほうが…」といった比較を除いては「から」を使うのが原則で、「にて」も「で」がふつうです。

「より」も「にて」も古語ではメジャーだったことを活かして現代では、特別の効果を狙うといった場合やあらたまった古式ゆかしさが尊重される場合を除いてはあまり使わない…という認識でした。

しかし、最近は学生の文章で「より」「にて」を使う例をよく見るようになってきました。新聞記事を書く実習などでは、原則は使わないと伝えてきたんですけど、これだけ氾濫してくると、そちらの方が自然に感じてくるヒトが増えても不思議ではありません。

なぜ、こんな古典回帰のような現象が起きているのか。
球太郎くん(ネコ、シロキジ、♂、1歳、愛称:Qちゃん)=リビングのテーブルの下にて

2016-01-05

喪中ですけど…。

昨年9月末で産経新聞社を離れて半分フリーターのような生活を送っているので、なんだか日常のリズムにメリハリが欠けてました。
やっと、それにも慣れてリズムができてきたと思ったら年末年始っていうわけで、どうもまた拍子が変になってしまいました。
とはいえ長年の会社員生活が身体(からだ)に染み付いているのか、三が日明けが月曜日っていうのはプレッシャーを覚えます。
休んでいたのにいきなり長距離走かよっ!って気分です。
別にたいしたことはしてないんです。
でも、とりあえず空回りだけでもしとかないと申し訳ないような…。

それはさておき。
退職の直前に父が亡くなったので今は喪中なんで、「おめでとう」とは言えないんですけど、3日に大阪天満宮に初詣をしました。

ここ10年くらいはずっと行ってまして確か7年前くらいから、続けて、おみくじも引いてます。

1年前は「凶」でした。
その前が「末吉」。
で、さらにその前までの4年間は連続で「凶」…。
大阪天満宮のおみくじは、大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶の6種類だそうですから、大吉から凶まで全部が同じ数入っていたとしても奇跡的な確率ですよ。
プロ野球なら過去6年間、“最下位”5回、ブービーが1回みたいなもんで、かつてのヤクルト・スワローズとか、その前身のサンケイ・アトムズよりもひどい。

それがですよ、今年はいきなり「大吉」でした。

2016年1月3日、大阪天満宮