2016-05-25

日経新聞は変わった。

僕以外にも感じている読者がいるかもしれません。

何をか?…というと日本経済新聞の記事スタイルの変化です。

去年10月から自宅で定期購読を始めました(産経新聞も続けてますよ)。

毎日、読むようになって、まず気になったのが1行目から体言止めをつかった記事が多いことでした。

実際の記事ではないけれど、わかりやすく単純な例をあげれば「千年の古都・京都。伝統産業の西陣織は…」みたいな感じです。

日経新聞とネコの雷蔵くん(写真右)と球太郎くん(同左)。政治経済に関心はないと思いますが、紙面を見つめています

僕が駆け出しの新聞記者時代には、「記事の1行目での体言止めは余程の意味や効果がない禁じ手だ」と先輩から教えられました。

「異人館ブームで女性観光客が増えた神戸。」みたいな書き出しは紋切り型で、「神戸」という名詞を修飾しただけで文章ではない、と言われました。

また「兵庫県は●●と発表。」といった体言止めも「発表する」という未来形なのか「発表した」という過去形なのか明確ではないので、基本的に使ってはいけない、と指導されました(これは、正確に説明すると、新聞独特の事情もあって長くなるので今回は省きます)。

だから僕も1行目に体言止めを使うのは字数に制限のある短信や写真説明だけにするようにしてきました。

しかし、日経新聞の記事は、この禁じ手が多くて、企画や連載はだいたい体言止めで始まっているんじゃないかと思うほどでした。

2016-05-16

夏の「眼鏡問題」を解決してみた。

「老眼」って、哀しい響きのある文字ですね。
少なくとも僕はそう思います。

以前は加齢臭が漂ってきそうな印象が強かったんです。
自分とは関係なくて月の裏側に存在するような遠い言葉でした。

しかし、それが、もう最近はものすごく近い。
自分に完璧に密着してしまってますもんね。
あんなに離れた存在もう身体の一部ですよ。
まさに眼のなかに入れても痛くないッて感じ…かわいくないけどね。

加齢臭も自分が発散元になったし、
「哀愁」って言葉が「哀臭」のほうがぴったりする気がする、きょうこのごろです。

それと関係ないようで関係ある話です。

夏も近づいて日差しもきつくなってきたから、
外出するときは帽子をかぶります。
キャップとか、パナマ帽なんですけどね。
これがまた、僕は頭が、でかいし顔が丸いんで、
バレーボールに余計な飾り物をのっけた感じになるんです。

決してカッコよくないのはわかっているし、
むしろカッコ悪いんだけど、
やっぱね、髪の毛が多くないもんで、
直射日光は厳しいんで、かぶるわけです。

それはいいんです。

ROUGANなんですよ。
ローマ字で書いたらちょっとはカッコよくなるかと
思ったけど、わかりにくいだけですね。
老眼です。
さらに近眼。
だからパソコンに向かうときなんかは度数が緩めの読書用眼鏡(めがね)をかけてます。

で、外出のときは左右ともに1・0以上の視力になるような遠近両用なんですけど、最近はこのレンズの「近」エリアの能力では小さな文字には対応できないくらいに老眼が進んだので、
電車のなかで新聞や本を読むときは眼鏡を頭に跳ね上げて裸眼にします。

そうなってくると、帽子を脱がないといけない。
で、脱ぐと忘れる…。
この1年で6回忘れて半分は戻ってきませんでした。

何か対策はないかと思っていたところ目に入ったのが、
眼鏡市場が展開する「ALOOK(アルク)」のネット広告
日本のクラブシーンを切り開いたベテランDJの須永辰緒さんと、「Bobby Sings Standard,」のデザイナー、森山秀人さんが、ジャジーな跳ね上げ式アイウエアというセッションを奏でる
…というコピーの「ジャジー(JAZZY)」にグッと心を鷲(わし)づかみされたうえ、
この眼鏡の機能にピンとくるものがあったんです。