現在の大阪市を廃止して5つの特別区を設けるいわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票がきのう4月27日(2015年)に告示されました。
大阪市選挙管理委員会のwebサイトによると正式には、
この住民投票は「特別区設置住民投票」というようです。
投票日は5月17日。
僕は大阪市民ではないので、
投票権はありませんが、
大阪市に勤務先がありますし、
「大阪都」になるかもしれない「大阪府」の住民なので、
もちろん関心はあります。
「大阪市」がなくなってしまうのか、存続するのか、
考えてみれば、というか、
考えてみなくても歴史的な投票ですね。
だから関心も「もちろんある」どころか、
「もうめちゃくちゃある」。
僕の「大阪都構想」への賛否は、
ここではひとまず置くとして、
1冊の本を読み始めました。
法制史・日本史研究者、三浦周行(みうら・ひろゆき、1871-1931年)の『大阪と堺』(岩波文庫)です。
「都構想」が話題になり始めた何年か前に買っていたのに、
まだページも開いていませんでした。
いよいよ、真剣に読むときが来たという感じでしょうか。
「中世の大阪」「町人の都」など5つの論文で構成されています。
1925(大正14)年、大阪市が当時の西成・東成の両郡全域を合併し、人口211万人の世界で6番目に人口の多い、日本一の大都市となった頃に著された文章です。
いわゆる「大大阪時代」の幕開けの時期、
大阪市は当時の東京市をしのいでいたのです。
今や夢…嘘のような話です。
が、
歴史的な事実だったのですね。
もちろん単純に、
「大きいことはいいことだ」
とは思いません。
チョコレートじゃないんですから…。
(この意味がわかるヒトはどれくらいいるのかしらん)
しかし、
東京一極集中による、
地方の空洞化が問題になるなかで、
「大阪都構想」は、
その解決策になるのか。
また喫緊の課題ともいえる大阪府・市の「借金」軽減に役立つのか。
そんなことを考えるヒントとして、
この本を読み始めるわけです。
機嫌よく暮らすためには、
環境は大切です。
どんな環境にも適応して、
「住めば都」と感じるのが正解だとはいえ、
あえて環境の悪いところに住むのが本末転倒なのは言わずもがな。
「5・17」が歴史的な転換点になるのか。
そんなことを意識つつ、
このブログでは、
「大阪」についても、
僕なりに考えていくつもりですので、
今回は、
そのプロローグということで…。
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