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2017-03-27

「森友」でかすむ「働き方」

国民的アニメ「サザエさん」で、父親としておなじみの「磯野波平」は54歳という設定だそうです。“同い年”の著名人を現時点で探してみると、ノーベル賞学者で、京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥さんが、そのひとり。ミスター・ラグビーと称された元日本代表監督で、昨年10月に亡くなった平尾誠二さんも存命なら今年1月で54歳です。

高度成長期に幼少期を過ごした「新人類」世代に属する、おふたりの同級生たちが現役で大学に入り順調に卒業していれば、多くは1985(昭和60)年に社会人の仲間入りをしました。


電話とタバコ


戦後40年の、この年は日本電信電話公社と日本専売公社が、それぞれNTT(日本電信電話株式会社)とJT(日本たばこ産業株式会社)となって民営化されたのをはじめ、男女雇用機会均等法が成立、日本航空123便墜落事故がありました。阪神タイガースが21年ぶりのセ・リーグ優勝を果たし日本一になったのも、この年。ちなみに1月には先述の平尾さんを擁する同志社大ラグビー部が史上初の大学選手権3連覇を成し遂げています。

2016-02-17

働かないアリはオジさんへの朗報か?

日本経済新聞web版(2016年2月16日)に掲載された共同通信配信記事によると…。
アリの集団は常に全ての個体が働くより、働かないアリがいた方が長く存続できることを、北海道大大学院農学研究院の長谷川英祐准教授の研究チームが突き止め16日、英科学誌電子版に発表した。働き者のアリが疲れて休んだ時、怠け者とみられていたアリが代わりに働くためという。
「一見無駄な働かないアリも、集団の長期的存続には欠かせない。人間も含め、短期的効率を求めすぎると、組織が大きなダメージを受けることがある」と長谷川准教授。「組織運営に当たり、長期的存続の観点を含めて考えることの重要性が示された。会社で働かないと思われている人も、相対的に腰が重いだけで、ピンチとなれば活躍する可能性はある」と話しているそうです。

会社で、あんまり働かないんで、若手の視線が痛いオジさんオバさんには朗報のようでもあります。

もちろん組織を存続させるためのヒントとしては有効に違いありません。でもオジさん・オバさんへの朗報ではない側面は色濃いと思います。

「俺の時代が来るかも」と明るい日差しを感じて胸をなでおろしたオジさんには悪いけれど…。

2015-12-18

みうらじゅんの『「ない仕事」の作り方』に学ぶ

リモートワークっていう仕事の仕方があって、
場所や時間の制約から解放されて働くことのようです。

もう死語…というか、イケてない自称クリエイターを嗤(わら)う差別語的な扱いになった観もある「ノマド」ワークも、その一種なのかしらん。
とはいえ、リモートワークだって「ノマド」と同じ道をたどる可能性は否定できません。
リモートワークは一般用語だと言っても「派遣社員」の例もありますからね。
一時はテレビドラマのタイトルにもなる勢いだったのに…。

安泰な仕事なし

リモートワークっていっても企業や組織側から見て、光熱費や事務用品が自前で、通勤手当(交通費)を払わなくていい低コストの働き手にされるんならば、主婦の内職と一緒なわけです。

2015-07-27

公務員50歳定年制導入を!

こちらは「完全版」です
元外交官で作家の佐藤優さんが著書『野蛮人のテーブルマナー』(講談社+α文庫)で、「風俗の経済学」について触れています。

AV(アダルトビデオ)の女優さんが現役で活動できるのは、だいたい1年、いいとこ2年だというんですよね。その後はスナックをやるとか、業界の背後にいる「恐いお兄さん」とか、セレブに愛人として囲われるか…というパターンが多いそうなんです。

細胞と一緒で生まれてから死ぬまでがパターン化して、
新陳代謝を繰り返しているから業界が永続する。
そのシステムの倫理的な問題については今は僕も横に置いておくけど、佐藤さんは、
「一人の子を永久に生き残らせようとすると、永久に生き残る細胞っていったら癌しかないんだから。癌化していくんですよ」と解説しています。

加えて「これは永遠に続くっていう、余人をもって代えがたいって感じをもつと癌細胞が生まれる」とダメ押ししています。

さらに「大統領制をとる国っていうのは、大統領が替わるときに、主要スタッフも全部入れ替えなんですよ。これも官僚組織が癌細胞化することを防ぐためです」と国の体制にもAV産業と同じシステムがあるっていうんですよね。
もちろん、互いにマネをしているわけじゃなくて生き残りの知恵なんでしょうけど…。

そういう意味で、
終身雇用制のなかで高齢化にともなって定年を延長するっていうのは、
生命体としての組織運営の方法としてはかなりの愚策ということになりますよね。