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2016-02-17

働かないアリはオジさんへの朗報か?

日本経済新聞web版(2016年2月16日)に掲載された共同通信配信記事によると…。
アリの集団は常に全ての個体が働くより、働かないアリがいた方が長く存続できることを、北海道大大学院農学研究院の長谷川英祐准教授の研究チームが突き止め16日、英科学誌電子版に発表した。働き者のアリが疲れて休んだ時、怠け者とみられていたアリが代わりに働くためという。
「一見無駄な働かないアリも、集団の長期的存続には欠かせない。人間も含め、短期的効率を求めすぎると、組織が大きなダメージを受けることがある」と長谷川准教授。「組織運営に当たり、長期的存続の観点を含めて考えることの重要性が示された。会社で働かないと思われている人も、相対的に腰が重いだけで、ピンチとなれば活躍する可能性はある」と話しているそうです。

会社で、あんまり働かないんで、若手の視線が痛いオジさんオバさんには朗報のようでもあります。

もちろん組織を存続させるためのヒントとしては有効に違いありません。でもオジさん・オバさんへの朗報ではない側面は色濃いと思います。

「俺の時代が来るかも」と明るい日差しを感じて胸をなでおろしたオジさんには悪いけれど…。

2015-06-04

「マイナス力」を極める

京セラフィロソフィ
「20億円」ですよ。
トミーズ雅じゃなけど「20円、置く」のと違いますよ。

産経関西」によると、
「鹿児島市出身の稲盛和夫・京セラ名誉会長は2日、鹿児島県庁で記者会見し、同県と同市に10億円ずつを寄付すると発表した」
…そうです。
念のために書くとそれぞれに10億円なんで、計20億円です。

サマージャンボ宝くじも真っ青です。

まぁ、稲盛さんはいろんなところにすでに巨額の寄付をされているので、それほど驚くことじゃないんでしょうけどね。

20億円って1年に2000万円ずつつかっても、
…100年なくならない。

それはさておき、
その稲盛さんの著書のひとつに『京セラフィロソフィ』(サンマーク出版)があります。

京セラグループの社員などに伝えてきた経営哲学・指標をまとめた本です。

稲盛さんが色々なところで書き、お話しになったことでしょうが、
この書のなかに、
「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という公式が示されています。

たとえばAさんは能力が「2」で、Bさんは「5」だとします。
Aさんの熱意が「5」で、Bさんが「3」の場合でも、
その時点で結果に反映されるのは、
Aさんが「10」、Bさんが「15」なので、
まだBさんの方が勝っています。
でも、

Aさんの考え方が「5」、Bさんがネガティブな性格で考え方がマイナス…たとえば「-3」ならば、
Aさんの結果が「50」になるのに対して、
Bさんはマイナスに反転して「-45」になってしまい、
Aさんが95ポイントも上回るというわけです。

また、言うならば、どれかひとつでも「0」ならば、
結果は「0」です。

つまり、「0」がひとつでもあれば結果はすべて「0」。

しかし、この年齢になると、
能力なんて若者の平均が10だとすると、
僕の場合、「0」どころか、どう考えてもマイナスになってしまいます。
もうこれからは何をやっても結果はマイナスになりそう。

でもよ、
考えてみたら、マイナス×マイナス=プラスです。
…ということは、
あとは熱意か考え方のどちらかをマイナスにすれば、
結果はプラスになります。
赤瀬川原平さんの著書に『老人力』(ちくま文庫)ってのがありましたけど、
加齢によるマイナスもプラスに転じることは可能ってことですね。

能力がどうしょうもないなら、
考え方か熱意のひとつをプラスに維持して、
どちらかは、
逆転の発想でマイナスからアプローチすれば、
別のものが化学反応的に生まれるかも。
考え方も熱意も中途半端にではなく、
マイナスを極めれば、
浮かぶ瀬もありということみたい。

なんだか希望が湧いてきました。
さすが稲盛さんです。