『日本一「ふざけた」会社のギリギリセーフな仕事術』(中公新書ラクレ)です。
書名にも入っている『日本一「ふざけた」会社』と呼ばれるプロモーション会社「バーグハンバーグバーグ」社長のシモダテツヤさんの著書です。
正直のところ読んだらガッカリしそうな予感があったので、中古かつポイント充当…つまりタダやからええか…ってことで入手したんです。
でもその懸念はいい意味で裏切られ中古かつ実質0円は著者に失礼だったな、と反省するほど参考になりました。
まず株式会社paperboy&co.の創業者で昨年(2014年)の東京都知事選に立候補して(僕を含めて)一部からものすごく注目された家入一真さんと著者との対談は秀逸です。
家入さんの「僕、Vネックしか着ないんだよね。Vだと首が長く見えるんだよ」という話は、「首がない」と言われることがある僕には貴重な情報となりました。これからはVネック!って誓いましたもん。
インド人シェフのアドバイスを無視して作った「インド人完全無視カレー」の企画は僕も面白いと思っていたのだけど、「バーグハンバーグバーグ」が手がけていたのは知りませんでした。
「バーグハンバーグバーグ」も、誰かがこの会社について書いたいたのを読んだ気がするのですが、たぶん、紙の媒体だったんでしょう。ふつう関心を持ったらググって会社のサイトくらいは見るはずなのに、そのようにした記憶がないですから…。
それにしても「カッコいい」とか「可愛い」ってことには手を出さず、「ふざけたことしかしない」っていうポリシーで会社を継続させるのは注目に値しますよね。
個人クリエイターがコンテンツそのものを商品として売る場合には成り立つでしょうけど、クライアントがある場合にはハードルが高くなる。それは僕でも想像できますもんね。
それを飛び越えて5年も会社として存続し、この本の発刊の今年2月時点で9人の社員に給料を払うのは並大抵のことじゃない。
実際、同じようなことをやりたい人間は少なくないと思うしチャレンジもしてるだろうけど、現状で、こんな方向性で継続できている会社を他に知りません。「カッコいい」こともやりながらっていうのはあるでしょうが…。
営業をしないというのも、この会社の特徴ですが、営業をしないからこそ、一貫した姿勢が保てるみたいですから、営業って何なのか?と考えるキッカケにもなりそう。僕は考えなかったんで、実際に考えた方は、その内容を教えてください。
『僕は会議というのは発言によって巻き起こるエクスタシーを感じる場所だと思うので、絶対的な「参加感」と「発言に対する責任感」が必要だと思っています』には膝をパンパンと打って同意したい気分です。
実際、発言してエクスタシーだけ感じて責任は最初から放棄している参加者も少なくないですからね。
とにかく、こんな働き方もあるんだという参考にはなります。若い方は読んで損はないと確信します。
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