2016-01-06

「よりにて回帰現象」の理由。

最近、格助詞「より」「にて」をつかった文章を見かけることが多くなったと感じているのは僕だけでしょうか。

TVの広告でも「1日よりスタート」とか「梅田にて開催」といった表記が目立っている気がするのです。

新聞社の場合、「より」は「AよりBのほうが…」といった比較を除いては「から」を使うのが原則で、「にて」も「で」がふつうです。

「より」も「にて」も古語ではメジャーだったことを活かして現代では、特別の効果を狙うといった場合やあらたまった古式ゆかしさが尊重される場合を除いてはあまり使わない…という認識でした。

しかし、最近は学生の文章で「より」「にて」を使う例をよく見るようになってきました。新聞記事を書く実習などでは、原則は使わないと伝えてきたんですけど、これだけ氾濫してくると、そちらの方が自然に感じてくるヒトが増えても不思議ではありません。

なぜ、こんな古典回帰のような現象が起きているのか。
球太郎くん(ネコ、シロキジ、♂、1歳、愛称:Qちゃん)=リビングのテーブルの下にて
僕の感覚ではアニメやゲーム関連のニュースリリースでここ数年目立ち始めて定着してきた印象があります。もともとニュースリリースでは「より」「にて」が使われることがあまりなかったので、「あれ?」と思っていたら最近は多数派になる勢い。

話し言葉で使っているのを聞いたことがないので文章というあらたまったカタチにするときの慣習化しているのかもしれません。

…というわけで「より」「にて」現象は今年、解明したい課題にしたいと思います。

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