2015-10-02

退社に当たっての悩み

写真(1)
新聞社を辞める前に悩んだことがいくつかありました。
そのなかでも大きな比重を占めたのが「メモ」問題です。
もちろん、某国の陰謀を記した極秘メモを扱いをどうするか、
といったことではなくて、
ふだん取材のときに「腹へった」とか「○○さんはカツラ」とか「へのへのもへじ」とか書いていたメモです。

ノートを使う場合が多いんですけど、
歩きながら聞いている話を記録したり、
「あしたのランチはインデアンカレー。ごはんとピクルス大盛り、生卵つき」「テッペンハゲタカ!」などといった急に思いついたことを書いたりするのにはやはりサイズの小さいのが便利です。
そんな用途に、
僕が就職して使い続けてきたのが、
「大福帳」とも言われる会社支給のメモです=写真(1)。

中は白紙で、縦15センチ横8.5センチなんで、
現場で、ちょっとしたものの大きさを測るときの目安にもなったんです。
だいたい男性新人記者は自分の股間で、
長さを比べた経験があるはず…否、
ないかもしれません。

30年以上も、このメモを使ってきたけど、
退職後も使うわけにはいかないので、
代替品が必要です。

思い起こせば、
3年くらい前から物色していたかもしれません。
それくらいメモは僕にとって大事なものなので、
カタチから入る僕は退職後のメモの選択にはものすごく悩んだんです。
外国製のカッコいいのはあるけど、
値段が1冊数百円だったり、
サイズがイマイチだったり…。

写真(2)
そのなかで最終的に「これや!」って決めたのが、
コクヨのセ-Y3=写真(2)=です。
大きさは縦が16.5センチ、横90センチですから、
産経メモとほぼ同じで、
僕には使い勝手が良いのです。

このシリーズは総称して「測量野帳スケッチ」と名づけられていることからも分かるように、
主に野外用のメモで、
いくつかの種類があります。
その中で用紙3ミリ方眼=写真(3)=になっているのがセ-Y3で、
40枚80ページでハードカバー。
通信販売で、送料込み1冊当たり150円前後ですから、高くはないです。

写真(3)
ご存じの方もいらっしゃると思いますけど、
文化人類学のフィールドワークなどにもよく使われていて、
京都大学が今年8月、オリジナルグッズとして発売を始めた「京大野帳」は「セ―Y3」にロゴ入り表紙や構内マップなどのオリジナルページを加えているのです。
「大学はジャングルだ」なんていう言葉も印刷されているそうですから、
これを持って探険しようぜっていう趣向なんでしょうね。
ただし、こっちは1冊500円(税込み)なので、
お土産用でしょうね。

…というわけですが、僕はこれから「セ―Y3」を手に第2の社会人生活を探険しようというつもりはありません。ただし無謀な冒険となる可能性はあります。

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