| キャットタワーのてっぺんで、ラッシュアワー状態の球太郎くん(写真左)と雷蔵くん(同右) |
「接客する猫がいる店や旅館が話題だ」そうです。
猫に関係する本500冊以上を集めた「小さなお庭と猫の図書館」(大阪市)では2匹の「司書猫」がいて、仕事帰りの会社員らが、この看板猫をお目当てにやってくるそうです。
このほか東京・上野のバーにいる「バーテンダー猫」や、山形県天童市の旅館の「猫女将」などが紹介されていて、
帝京科学大学アニマルサイエンス学科の山本真理子助教が「動物が安心して過ごせる環境なら、人間もリラックスできる場所という期待が人をひきつける」と説明しています。
で、
記事は「そんな『猫社員』。あなたの会社にも1匹いかがでしょう?」と締めくくっています。
「猫社員」といえば、
和歌山出身の僕は、
和歌山電鐵の「たま駅長」がまずアタマに浮かんでしまいます。
初代は去年亡くなって、今は二代目ですね。
そんなわけで、キョービは猫もビジネス現場で経済に貢献しているわけですよ。
だいたい「猫の手も借りたい」っていうのは、
役に立たない代名詞としての「猫の手」だから成り立つ言葉なのに、
役に立ってしまっては、もう死語になるか、
意味が真逆なるしかない。
つまり、
商売がうまくいかないんで、
「ここはひとつ『猫の手』で!」っていう感じで経営コンサルが提案しそうなマーケティングのフレームワークになりそうな勢いです。
怪談の「猫又」とか、
夏目漱石の『吾輩は猫である』とか、
谷崎潤一郎の『猫と庄造と二人のおんな』とか、
水木しげるの「猫娘」とか、
アニメ「サザエさん」の歌で、おさかなくわえるとか、カルチャー系では、
そこそこ存在感はあったわけですけど、
招き猫の置物以外では実際のビジネス現場で、
これまでは活用の検討の対象にも入ってこなかったわけです。
(三味線の分野はとりあえず、ここでは横に置いておきますね)
犬なんかはもう、
盲導犬、救助犬、介護犬、警察犬…なんて、
社会貢献しまくっていて、
手(前足かな?)どころじゃなく鼻まで借りきってるのに、
猫はネズミ捕り止まりでした。
現実にはネズミ捕りの需要がほとんどなくなってからの猫って、
ズーッとスキルを活かす職場がなかったわけですね。
もう就職氷河期が長すぎて、
最近の猫なんてネズミを見たこともないので、
ハントするスキルだって衰えてるかもしれません。
しかし接客…つまり「おもてなし」(おもてニャし」かな)という才能が発掘されて、職種が広がりました。
それが猫にとって嬉しいことなのか、どうなのかは、聞いたことがないので分かりませんが、
とにかく職場に居るだけでいいんですから、
ブラックな匂いはしません。
気分が乗らなかったら勤務時間に寝てても経営者側は「まぁそれも仕事だよね」と許してくれるでしょうしね。
そんなわけで、
なるべく多くの野良猫たちがそんな就職先に採用されることを願っています。
ちなみにウチの雷蔵くん(サバトラ、♂、4歳、愛称:ライちゃん)と球太郎くん(シロキジ、♂、2歳、愛称:Qちゃん)は、お客さんがくると、押入れのなかに籠もって出てこず、おもてなしする気は皆無です。
だからといって何か手に職をつけさするのも無理そうですけど、猫ですから仕方ないですね。
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